ライティング

優れたライターさんを選ぶ3つのステップ

こんにちは、杉浦由佳です。

私は、長年、コピーライターをしてきましたが、現在は自分で書くだけでなく、
ライターさんに依頼をする立場にもあります。

私がライターさんを選ぶ時に必ずすることは3つ。

1)応募してきた文章を見る

どのくらい自分をアプローチする文章力があるかをみます。

・プロフィールや実績が簡潔に伝わってくるか。
・情熱が伝わってくるか(しかも冷静な表現で)。
・敬意が感じられるか。
・率直であるかどうか。
・デメリットになることがあればそれも事前に伝えているか。
・大げさすぎないかどうか。
・改行のタイミングなどのレイアウトバランス。
・使用している語彙がビジネスの言葉として適切かどうか。

などなど・・

ライターからの応募です。
文章に少しでも違和感を感じたら、それはもう氷山の一角だと考えます。
一番よく知る自分を売り込む文章くらいは完璧でなければ、
採用はできないと思います。

2)実際に執筆した文章を見せてもらう。

実際にお仕事で書いた文章を見せていただきます。
依頼したいものを表現できる文章表現力があるかをまず見て、
その仕事にどう取り組んだのかを質問します。

どういう仕事だったのかお客さんのビジネスの中で、
どういう役割をもつコンテンツなのかをしっかりと理解し書いているかどうか。

3)質問してもらう

案件の説明を簡単にしたあとで、
「質問はありますか?」と尋ねます。
ここで、どんなことを質問されるかが重要です。

・読んでほしい対象者はどんな人ですか?
・このコンテンツを作る目的は何ですか?
・読み手にどのような印象を持ってもらえればいいですか?
・読んだ人に何を感じさせればいいですか
 (もしくはどんな行動させるようにすればいいですか)

もしも商品の案内なら、商品の特徴だけでなく
・その商品は世の中でどのくらい認知度がありますか
・読者対象は、どのくらいその商品を認知している人ですか

などなど..

その文章は「ビジネスの何に使われるのか」
ということを詳しく気にするかどうかをみます。

つまり、わかりやすい文章を書くということだけでなく、
ビジネス視点を持っているかどうかを重視するということです。