こんにちは、
杉浦由佳です。
先日、セミナーをした参加者さんに
お話ししたことを、
ここでも共有したくなりました。
これは、ライターを
目指している人向けの話なのですが、
おそらくどの仕事にも
当てはまることだと思います。
—-ここから—-
ライターになると、
クライアントから文章に
赤字をもらうことが、
あたりまえにあります。
(赤字=文章を修正されること)
特に初めてのお客さんの場合、
求められている文章の
テイストなどもわからないですし、
普通に赤字が入ってきます。
その時に、
慣れていないライターさんは、
「ダメ出しされてしまった」
と落ち込んだり、
プライドが高い人だと
「なんで、これがダメなんだ。
そんなの好みの問題だろ!」
と怒ったりしてしまいます。
こういうライターさんは、
クライアントさんからすると、
とても、めんどうくさい。
赤字って、改善点だったり、
方向性のすり合わせだったりなので、
一喜一憂するようなことではないのです。
だから、
ライティングでお金をもらう時、
何か指摘されたり
赤字を入れられたりしたら、
こんな感じ↓に受け止めるといいです。
「なるほど、この方がわかりやすいな。
いいこと教えてもらったぞ」
「へぇ、このクライアントは、
こういう文体が好きなのか、
覚えておこうっと」
「なんで、こう直したんだろ。
意図を教えてもらおうっと」
私は、今は、書き起こすことよりも、
ライターさんに依頼して、
修正して納品することの方が多いのですが、
淡々と対処してくれるライターさんは、
依頼もしやすく、かつ、数ヶ月、1年、
と経過するにつれて
ものすごく文章が上手になっています。
—-ここまで—-
何か言われたら、すぐ凹む人。
あるいは、怒ってしまう人。
これって、根っこは同じです。
自分がどう見られているか、
人から認められているか否か。
自分にばかり矢印が向いている。
はっきり言って、
そんなことどうでもいいですよね。
例えばこのケースでは、
ライターはお客さんのビジネスを
発展させるために
文章を書いているのだから。
その目的に気持ちが向いていれば、
落ち込んだり、怒ったりは
しないはずです。
そういう稚拙な感情からは
早めに、卒業しましょうね。