こんにちは、
杉浦由佳です。
「人間にとって最大の贅沢とは、人間関係における贅沢である」
”星の王子様” を書いたフランスの作家サン=テグジュペリの有名な言葉です。
本当にそうだな、と思います。
悩みやストレスの多くは人間関係。
でも、幸福や喜びを一番感じるのも、やっぱり人間関係によるものが大きいのではないでしょうか。
どんなに裕福でも、美味しいものを食べても、
一緒に分かち合える人がいなければ、楽しめないですよね。
仕事でも「人との関係」最も重要なことだと思います。
1番良い人間関係とはどういう状態でしょうか? 私は、
「相手の方が、自分よりも少し多めに得をしている状態」
ではないかと思います。
そういうときは、相手が自分との関係に満足してくれているので、
自ずと良好な間柄になれます。
ですから、そういう状態にいるな、と思えるときは、自分もリラックスします。
損得というと、世知辛いと思われるかもしれませんが、
例えば、
・会話をするときに、相手の話を先に聞く。
・待ち合わせのときに、自分の都合よりも相手の都合の良い場所に出向く。
・会うときに、小さなお土産を持って行く。
ビジネス関係なら、
・相手のビジネスにプラスになることを先に与える。
・契約した条件よりも、少し質の高いサービスを提供する。
そんなことでいいかな、と思います。
コツは、”見返りを期待しない”で、”自分に負担が大きくない程度”にすること。
何かしてあげても、自分はそのことをすぐに忘れてしまえる程度に。
そういえば、昨日、一緒にランチをしたお友達(仕事仲間でもあります)、
私の都合に合わせて「駅の近くまでいきましょうか?」と来てくれ、
興味深そうに話を聞いてくれるので、ついつい私の方がたくさん話してしまい、
その上「何か手伝えることがあったら言ってくださいね」とさらっと言ってくれる。
いつもそうなので、ご本人、たぶん無意識にしているのでしょう。
この方、私の中でちょっと特別な人になっています。
何かしてあげたい、私にそう思わせるのです。
これも、サン=テグジュペリの言う、『贅沢な人間関係』 なのでしょうね。