ライティング

「なんだ、コピーライターか、けっ」と言われた話

こんにちは、
杉浦由佳です。

以前、職業を聞かれて、
「ライターです」というと
キラキラした目で見て、

「すごいね!何を書いているの!?」
と近寄ってきて、
「コピーライター」だというと、
「なんだ、広告か」と言った人がいた。

それと似た話で、
某メジャー雑誌のコラム広告を
長く書いていた頃の話。

ある時、本誌記事を書いたら
「すごいね!出世だね」
と言った人がいた。

「なんとも、コピーライターとは
下賤な職業だと思われているのだな」
と感じたことがある。

みんな知らないだろう。

名前付きで載るような
本誌記事の原稿料は、
それはもぉ~お安い。

とてもじゃないが、
生計を立てられるような
報酬にはならない。
(社員が書いている場合は別ね)

というと、
「また、金か。金の話か。ケッ」
と思われるだろうか。

私は「芸術」も好きだけど、
「ビジネス」という分野は、
もっと激しく好きだ。

リアルな世界で、
そこにはドラマや戦略があり、
人の人生や幸福に、
大きな影響力がある分野だからだ。

ブランディングやマーケティングと
深くかかわるコピーライティング
の世界は深遠だ。

心理学や経済行動学にもとづいて、
人の感情を動かす
文脈を描ききる、

ある種のメディアアート
だとすら思っている。

とある人気ブロガーさんが
「ブログはメディアアートだ」と
書いていたのを見て、

ふと、過去のことを
思い出した次第。

けっこう、
根に持っているのね、
私。(笑)

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さて、今日、伝えたかったのは、
こんな風に、自分の仕事の
魅力を書ききって欲しい
ということでした。

あなたの仕事の魅力
あなたの仕事への情熱。

それを言語化して、
自分の中に持っていて欲しい。

もちろん、外に向けて
発信してもいい。

ちなみに、今日の
コピーライター論は、
今日、Facebookに投稿したものです。

あなたが、自分の仕事の価値を
言語化できていなければ、
人に伝えることなど
できないからですね。

ブランドライティングゼミ
の参加者は、
コアバリューやブランドプロミス
視点を変えたブランドストーリー を
作っていますよね。

それも、同じ。
価値の明文化です。

根底にどんな思いを
持っているのか
それを明文化しておいてほしい。

軸のない発信は、
内容がブレブレで、
芯のあるブランディングからは、
遠ざかっていくからです。

書いてみて。

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